茶の湯稽古場 雪後会
 「こんな稽古場あったらいいなぁ」を形に。
 「さぁ、茶の湯のある生活がはじまる」

 多くの魅力的なヒトやモノや情報の集まる東京。しかし、東京の雑踏の中で茶の湯の場は、立派な家元屋敷や公共の園内のものなどを除けば、多くの稽古場がビルディングの中に入り、その中で茶の湯らしくあろうと工夫をしています。
 そして、東京の人々の多くが、茶の湯に似つかわしい風景を求め、西の都の京都へ旅しています。
 打ち水のされた門をくぐり、石畳の上を歩き、草木を愛で、玄関の引き戸を開け、ほのかな香を聞き、畳に座り、挨拶を交わし、静かに釜の煮え音を聞き、昼なら時に鳥の声を耳にし、夜なら和の灯りに照らされ、茶の一服をゆっくりと喫して、また稽古もする。日常にはない、そんな時間を過ごせる稽古場が東京の都心にもあったら、新しい生活が始められそう。でも、そう願ってもなかなか見当たらない。
 茶の湯稽古場 雪後会は、小さいながらもそのような場でありたいとの想いを集
め、雪後軒にて茶の湯を学ぼうと入門される方々による集まりです。 さぁ、あなたもここで、茶の湯のある生活がはじまる。

当WEBサイト内の掲載写真はすべて雪後軒にて撮影しています。 「茶の湯稽古場」とは「茶道教室」のことです。)

 茶の湯稽古場 雪後会
 「こんな稽古場あったらいいなぁ」を形に。
 「さぁ、茶の湯のある生活がはじまる」

 多くの魅力的なヒトやモノや情報の集まる東京。しかし、東京の雑踏の中で茶の湯の場は、立派な家元屋敷や公共の園内のものなどを除けば、多くの稽古場がビルディングの中に入り、その中で茶の湯らしくあろうと工夫をしています。
 そして、東京の人々の多くが、茶の湯に似つかわしい風景を求め、西の都の京都へ旅しています。
 打ち水のされた門をくぐり、石畳の上を歩き、草木を愛で、玄関の引き戸を開け、ほのかな香を聞き、畳に座り、挨拶を交わし、静かに釜の煮え音を聞き、昼なら時に鳥の声を耳にし、夜なら和の灯りに照らされ、茶の一服をゆっくりと喫して、また稽古もする。日常にはない、そんな時間を過ごせる稽古場が東京の都心にもあったら、新しい生活が始められそう。でも、そう願ってもなかなか見当たらない。
 茶の湯稽古場 雪後会は、小さいながらもそのような場でありたいとの想いを集
め、雪後軒にて茶の湯を学ぼうと入門される方々による集まりです。 さぁ、あなたもここで、茶の湯のある生活がはじまる。

当WEBサイト内の掲載写真はすべて雪後軒にて撮影しています。 「茶の湯稽古場」とは「茶道教室」のことです。)

 茶の湯稽古場 雪後会
 「こんな稽古場あったらいいなぁ」を形に。
 「さぁ、茶の湯のある生活がはじまる」

 多くの魅力的なヒトやモノや情報の集まる東京。しかし、東京の雑踏の中で茶の湯の場は、立派な家元屋敷や公共の園内のものなどを除けば、多くの稽古場がビルディングの中に入り、その中で茶の湯らしくあろうと工夫をしています。
 そして、東京の人々の多くが、茶の湯に似つかわしい風景を求め、西の都の京都へ旅しています。
 打ち水のされた門をくぐり、石畳の上を歩き、草木を愛で、玄関の引き戸を開け、ほのかな香を聞き、畳に座り、挨拶を交わし、静かに釜の煮え音を聞き、昼なら時に鳥の声を耳にし、夜なら和の灯りに照らされ、茶の一服をゆっくりと喫して、また稽古もする。日常にはない、そんな時間を過ごせる稽古場が東京の都心にもあったら、新しい生活が始められそう。でも、そう願ってもなかなか見当たらない。
 茶の湯稽古場 雪後会は、小さいながらもそのような場でありたいとの想いを集
め、雪後軒にて茶の湯を学ぼうと入門される方々による集まりです。 さぁ、あなたもここで、茶の湯のある生活がはじまる。

当WEBサイト内の掲載写真はすべて雪後軒にて撮影しています。 「茶の湯稽古場」とは「茶道教室」のことです。)

茶の湯稽古場 雪後会 講師紹介

講師近影渡辺 宗牛(ワタナベ ソウギュウ)

 1972年 東京に生まれる。性別 男
 早稲田大学教育学部国語国文学科 卒業
 茶の湯 雪後軒 軒主

 茶の湯稽古場 雪後会 講師

 

 

 

茶歴
 早稲田大学在学中に同大学茶道研究会に入会し、茶の湯を始める。
 3年次、同会幹事会の一員として、週3度の稽古・後輩指導、年6度の茶会、合宿、他大学茶道部との渉外等の運営に携わる。研究幹事として、稽古後の研究班活動(座学)の運営と茶の湯史の教材の作成などを担当する。

 4年次の3月、表千家家元における短期講習会 修了。
 同大卒業後の冬から毎冬、後輩学生や友人を2~3名ずつ招いての小さな茶事の実践をはじめる。小さく簡素な茶事の中にある愉しみや水屋仕事を学ぶ
 資格 表千家講師

 

職歴
 1997年4月~2014年7月 早稲田大学専任職員として、商学部、教務部教育システム課、オープン教育センター、関連法人、校友会、総長室校友課に勤務。 学生募集、入学試験実施、入学手続、式典運営、授業支援、講演会運営、ベンチャーインターンシップ運営、他大学交流、人材コーディネート、祭典運営、稲門会設立、卒業生連携などを担当。

 2014年9月~ 茶の湯稽古場 雪後会 講師

 

趣味
 茶の湯のほか歴史、登山など

茶の湯稽古場 雪後会 講師紹介

講師近影渡辺 宗牛(ワタナベ ソウギュウ)

 1972年 東京に生まれる。性別 男
 早稲田大学教育学部国語国文学科 卒業
 茶の湯 雪後軒 軒主

 茶の湯稽古場 雪後会 講師

 

 

 

茶歴
 早稲田大学在学中に同大学茶道研究会に入会し、茶の湯を始める。
 3年次、同会幹事会の一員として、週3度の稽古・後輩指導、年6度の茶会、合宿、他大学茶道部との渉外等の運営に携わる。研究幹事として、稽古後の研究班活動(座学)の運営と茶の湯史の教材の作成などを担当する。

 4年次の3月、表千家家元における短期講習会 修了。
 同大卒業後の冬から毎冬、後輩学生や友人を2~3名ずつ招いての小さな茶事の実践をはじめる。小さく簡素な茶事の中にある愉しみや水屋仕事を学ぶ
 資格 表千家講師

 

職歴
 1997年4月~2014年7月 早稲田大学専任職員として、商学部、教務部教育システム課、オープン教育センター、関連法人、校友会、総長室校友課に勤務。 学生募集、入学試験実施、入学手続、式典運営、授業支援、講演会運営、ベンチャーインターンシップ運営、他大学交流、人材コーディネート、祭典運営、稲門会設立、卒業生連携などを担当。

 2014年9月~ 茶の湯稽古場 雪後会 講師

 

趣味
 茶の湯のほか歴史、登山など

茶の湯稽古場 雪後会 講師紹介

講師近影渡辺 宗牛(ワタナベ ソウギュウ)

 1972年 東京に生まれる。性別 男
 早稲田大学教育学部国語国文学科 卒業
 茶の湯 雪後軒 軒主

 茶の湯稽古場 雪後会 講師

 

 

 

茶歴
 早稲田大学在学中に同大学茶道研究会に入会し、茶の湯を始める。
 3年次、同会幹事会の一員として、週3度の稽古・後輩指導、年6度の茶会、合宿、他大学茶道部との渉外等の運営に携わる。研究幹事として、稽古後の研究班活動(座学)の運営と茶の湯史の教材の作成などを担当する。

 4年次の3月、表千家家元における短期講習会 修了。
 同大卒業後の冬から毎冬、後輩学生や友人を2~3名ずつ招いての小さな茶事の実践をはじめる。小さく簡素な茶事の中にある愉しみや水屋仕事を学ぶ
 資格 表千家講師

 

職歴
 1997年4月~2014年7月 早稲田大学専任職員として、商学部、教務部教育システム課、オープン教育センター、関連法人、校友会、総長室校友課に勤務。 学生募集、入学試験実施、入学手続、式典運営、授業支援、講演会運営、ベンチャーインターンシップ運営、他大学交流、人材コーディネート、祭典運営、稲門会設立、卒業生連携などを担当。

 2014年9月~ 茶の湯稽古場 雪後会 講師

 

趣味
 茶の湯のほか歴史、登山など

茶の湯稽古場 雪後会 入会案内

◆入会要件
 年齢15歳以上の方(左記未満の場合は本人の意欲次第により応相談)

 

◆稽古日・時間

 

□毎月の稽古
 月に2回。火曜日・水曜日・木曜日・金曜日の稽古日のうち、ご自分の所属曜日と時間帯(昼または夜の部)を選択してください。
 現在の稽古開講曜日の一覧
 ・火曜日 昼の部、夜の部
 ・水曜日 昼の部、夜の部

 ・木曜日 昼の部、夜の部

 ・金曜日 昼の部、夜の部

 通常稽古は、初心者は客役として茶を飲む稽古や座敷での立居振舞からはじめます。以降は薄茶・濃茶を点てる点前。炭をつぐ点前へと順々に稽古する予定です。

 

□稽古時間

 昼の部は午前10時半~午後4時半頃まで (準備始 午前10時~。途中に午後1時半 前後から昼休み30分間有)

 夜の部は午後5時~午後10時半頃まで (準備始 午後4時45分~。最終時刻 午後9時半頃迄にご来軒ください※ )

 

 ※夜の部は午後9時半頃までに来軒しましたら稽古参加ができるようにしますが、できるだけ早い時刻に到着しました方がたくさんの内容の稽古が可能です<自身の点前の稽古のほか、他者の点前(初炭・濃茶・後炭・薄茶 等)への客役としての稽古ができます>。

 ※上記終了時刻以降は片付けをします。準備や片付けも貴重な稽古内容と言えますから、お時間許します場合には片付けもご参加ください。

 

□稽古日の振替
 自己都合による稽古日の振替希望は、月2回のうち1回を他の曜日または時間帯に変更することが可能。

 (止むを得ない事情で月2回のうち2回とも振替を希望する場合は、振替先の稽古人数に余裕のある範囲にて応じています。現状、皆さんのご希望を尊重し、できるだけ臨機応変に対応しています。ご遠慮なくご相談ください。)
 振替は当月中のほか、前後の3ヶ月間まで取得可能です。

 また、平日多忙のために平日に振替先が見つからない方のため、オフィスアワー(月に1度、月末頃の土日祝のいずれかに用意)の午前中(午前9時~昼頃迄)にて臨時振替稽古を行っています。

 

 

□茶事稽古(または行事)
 2か月に1度、土曜日または日曜日・祝日に実施。
 茶事稽古では、通常稽古の時間内では稽古が難しい茶事(正式の茶会。露地作法や懐石の食事・酒の杯事の作法を含んだ、飲食と炭・濃茶・薄茶の点前による客迎えの茶会です)の一連の流れを稽古、または季節の行事(例 正月の初釜、節句の茶会
)などを行う予定です。これを通じて、他の稽古曜日の方々と交流を深める機会ともなることを期待しています。

 通常の茶事稽古では、調理の実習・盛付はありません(膳・食器・酒器を用いての食礼の空稽古)。時により、現物の酒と肴を用意するような場合には、実習料を頂戴することがあります。

 

□オフィスアワー
 月に1度(原則 
月末頃の土日祝のいずれか)、講師による会員のための個別相談日を設けます。稽古や茶の湯全般に関することあるいは個人的なご事情など、他者がいる稽古時間の中ではご相談が難しい事項や込み入ったご質問を個別にお伺いします。事前予約制。 このほか、稽古時間外の御電話などでも随時ご相談可能です。

 

□課外活動
 稽古のほか、茶の湯ゆかりの美術館見学や小旅行会、懇親会などもご希望・ご提案により企画していきたいと考えています。課外活動は参加任意。

 

 

◆学費
 

□入会料 10,000円

 

□月謝  10,000円

 月謝にて毎月2回の稽古、2か月に一度の茶事稽古(または行事)に参加ができます。つまりは、平均して月謝にて2.5回の稽古が受講可能となります。 菓子代・茶代(いわゆる水屋料)は月謝に含んでいます。 また稽古のほか、オフィスアワー(上述の個別相談)の利用が可能です。 

 月謝袋で頂戴します。月の途中からの入会時に限り、月2回の平日稽古のうち1回のみしか受講できない場合は半額の月謝を頂戴します。

 

 当会は良好な稽古環境を維持するため、各曜日・時間帯ごとに少人数なる会員定数を設けた会員制度にて運営しています。そのため会員は、稽古を欠席の場合も所定学費(月謝ならびに下述の施設料)の納入は必要です。会員各位の貴重な学費と便を考え、上述の振替制度(前後3ヶ月間の振替取得可能)がありますので活用してください。

 ご都合により振替を取得できない場合も月謝の納入は必要です。月謝制度は単なる当月分のみの稽古受講謝金ではなく、会員年学費の分割払いの性質があります。予めご理解のほど宜しくお願いいたします。

 

□施設料 前期と後期に各10,000円

 前期施設料(1月~6月分)は2月納入、後期施設料(7月~12分)は8月納入。

 各期の途中からの入会時には、所定により減額した施設料を頂戴します(詳細以下)。

  各期途中に入会の場合の施設料の詳細<入会月ごとに記載>:

   前期施設料 1月 10,000円, 2月 8,000円, 3月 6,000円, 4月 4,000円, 5月 2,000円, 6月 0円
   後期施設料 7月 10,000円, 8月 8,000円, 9月 6,000円,10月 4,000円,11月 2,000円,12月 0円

 

□実習料

 行事(例 正月の初釜の祝席、節句の茶会)等により食事・酒等を伴う場合は、別途に実習料を頂戴します。実習料の必要な行事は、年数回程度の予定です。

 

□テキスト代

 今後、有益な茶の湯の古典書や教本を教材として購入指定をする場合があります。購入の実費が必要です。(現在のところテキストの購入指定はありません。)

 

□その他

 年賀・中元・歳暮など季節ごとの挨拶料は、当会では不要です。

 

◆退会

 ご事情により退会の場合は、1ケ月以上の余裕(前月の25日迄。例 3月末で退会希望の場合は前月の2月25日迄)をもって事前にお早めにお申し出ください。所定の退会書類をお渡ししますのでご提出ください。また、退会時には在籍期間中の未納学費(月謝・施設費)がないようお願いします。

茶の湯稽古場 雪後会 入会案内

◆入会要件
 年齢15歳以上の方(左記未満の場合は本人の意欲次第により応相談)

 

◆稽古日・時間

 

□毎月の稽古
 月に2回。火曜日・水曜日・木曜日・金曜日の稽古日のうち、ご自分の所属曜日と時間帯(昼または夜の部)を選択してください。
 現在の稽古開講曜日の一覧
 ・火曜日 昼の部、夜の部
 ・水曜日 昼の部、夜の部

 ・木曜日 昼の部、夜の部

 ・金曜日 昼の部、夜の部

 通常稽古は、初心者は客役として茶を飲む稽古や座敷での立居振舞からはじめます。以降は薄茶・濃茶を点てる点前。炭をつぐ点前へと順々に稽古する予定です。

 

□稽古時間

 昼の部は午前10時半~午後4時半頃まで (準備始 午前10時~。途中に午後1時半 前後から昼休み30分間有)

 夜の部は午後5時~午後10時半頃まで (準備始 午後4時45分~。最終時刻 午後9時半頃迄にご来軒ください※ )

 

 ※夜の部は午後9時半頃までに来軒しましたら稽古参加ができるようにしますが、できるだけ早い時刻に到着しました方がたくさんの内容の稽古が可能です<自身の点前の稽古のほか、他者の点前(初炭・濃茶・後炭・薄茶 等)への客役としての稽古ができます>。

 ※上記終了時刻以降は片付けをします。準備や片付けも貴重な稽古内容と言えますから、お時間許します場合には片付けもご参加ください。

 

□稽古日の振替
 自己都合による稽古日の振替希望は、月2回のうち1回を他の曜日または時間帯に変更することが可能。

 (止むを得ない事情で月2回のうち2回とも振替を希望する場合は、振替先の稽古人数に余裕のある範囲にて応じています。現状、皆さんのご希望を尊重し、できるだけ臨機応変に対応しています。ご遠慮なくご相談ください。)
 振替は当月中のほか、前後の3ヶ月間まで取得可能です。

 また、平日多忙のために平日に振替先が見つからない方のため、オフィスアワー(月に1度、月末頃の土日祝のいずれかに用意)の午前中(午前9時~昼頃迄)にて臨時振替稽古を行っています。

 

 

□茶事稽古(または行事)
 2か月に1度、土曜日または日曜日・祝日に実施。
 茶事稽古では、通常稽古の時間内では稽古が難しい茶事(正式の茶会。露地作法や懐石の食事・酒の杯事の作法を含んだ、飲食と炭・濃茶・薄茶の点前による客迎えの茶会です)の一連の流れを稽古、または季節の行事(例 正月の初釜、節句の茶会
)などを行う予定です。これを通じて、他の稽古曜日の方々と交流を深める機会ともなることを期待しています。

 通常の茶事稽古では、調理の実習・盛付はありません(膳・食器・酒器を用いての食礼の空稽古)。時により、現物の酒と肴を用意するような場合には、実習料を頂戴することがあります。

 

□オフィスアワー
 月に1度(原則 
月末頃の土日祝のいずれか)、講師による会員のための個別相談日を設けます。稽古や茶の湯全般に関することあるいは個人的なご事情など、他者がいる稽古時間の中ではご相談が難しい事項や込み入ったご質問を個別にお伺いします。事前予約制。 このほか、稽古時間外の御電話などでも随時ご相談可能です。

 

□課外活動
 稽古のほか、茶の湯ゆかりの美術館見学や小旅行会、懇親会などもご希望・ご提案により企画していきたいと考えています。課外活動は参加任意。

 

 

◆学費
 

□入会料 10,000円

 

□月謝  10,000円

 月謝にて毎月2回の稽古、2か月に一度の茶事稽古(または行事)に参加ができます。つまりは、平均して月謝にて2.5回の稽古が受講可能となります。 菓子代・茶代(いわゆる水屋料)は月謝に含んでいます。 また稽古のほか、オフィスアワー(上述の個別相談)の利用が可能です。 

 月謝袋で頂戴します。月の途中からの入会時に限り、月2回の平日稽古のうち1回のみしか受講できない場合は半額の月謝を頂戴します。

 

 当会は良好な稽古環境を維持するため、各曜日・時間帯ごとに少人数なる会員定数を設けた会員制度にて運営しています。そのため会員は、稽古を欠席の場合も所定学費(月謝ならびに下述の施設料)の納入は必要です。会員各位の貴重な学費と便を考え、上述の振替制度(前後3ヶ月間の振替取得可能)がありますので活用してください。

 ご都合により振替を取得できない場合も月謝の納入は必要です。月謝制度は単なる当月分のみの稽古受講謝金ではなく、会員年学費の分割払いの性質があります。予めご理解のほど宜しくお願いいたします。

 

□施設料 前期と後期に各10,000円

 前期施設料(1月~6月分)は2月納入、後期施設料(7月~12分)は8月納入。

 各期の途中からの入会時には、所定により減額した施設料を頂戴します(詳細以下)。

  各期途中に入会の場合の施設料の詳細<入会月ごとに記載>:

   前期施設料 1月 10,000円, 2月 8,000円, 3月 6,000円, 4月 4,000円, 5月 2,000円, 6月 0円
   後期施設料 7月 10,000円, 8月 8,000円, 9月 6,000円,10月 4,000円,11月 2,000円,12月 0円

 

□実習料

 行事(例 正月の初釜の祝席、節句の茶会)等により食事・酒等を伴う場合は、別途に実習料を頂戴します。実習料の必要な行事は、年数回程度の予定です。

 

□テキスト代

 今後、有益な茶の湯の古典書や教本を教材として購入指定をする場合があります。購入の実費が必要です。(現在のところテキストの購入指定はありません。)

 

□その他

 年賀・中元・歳暮など季節ごとの挨拶料は、当会では不要です。

 

◆退会

 ご事情により退会の場合は、1ケ月以上の余裕(前月の25日迄。例 3月末で退会希望の場合は前月の2月25日迄)をもって事前にお早めにお申し出ください。所定の退会書類をお渡ししますのでご提出ください。また、退会時には在籍期間中の未納学費(月謝・施設費)がないようお願いします。

茶の湯稽古場 雪後会 入会案内

◆入会要件
 年齢15歳以上の方(左記未満の場合は本人の意欲次第により応相談)

 

◆稽古日・時間

 

□毎月の稽古
 月に2回。火曜日・水曜日・木曜日・金曜日の稽古日のうち、ご自分の所属曜日と時間帯(昼または夜の部)を選択してください。
 現在の稽古開講曜日の一覧
 ・火曜日 昼の部、夜の部
 ・水曜日 昼の部、夜の部

 ・木曜日 昼の部、夜の部

 ・金曜日 昼の部、夜の部

 通常稽古は、初心者は客役として茶を飲む稽古や座敷での立居振舞からはじめます。以降は薄茶・濃茶を点てる点前。炭をつぐ点前へと順々に稽古する予定です。

 

□稽古時間

 昼の部は午前10時半~午後4時半頃まで (準備始 午前10時~。途中に午後1時半 前後から昼休み30分間有)

 夜の部は午後5時~午後10時半頃まで (準備始 午後4時45分~。最終時刻 午後9時半頃迄にご来軒ください※ )

 

 ※夜の部は午後9時半頃までに来軒しましたら稽古参加ができるようにしますが、できるだけ早い時刻に到着しました方がたくさんの内容の稽古が可能です<自身の点前の稽古のほか、他者の点前(初炭・濃茶・後炭・薄茶 等)への客役としての稽古ができます>。

 ※上記終了時刻以降は片付けをします。準備や片付けも貴重な稽古内容と言えますから、お時間許します場合には片付けもご参加ください。

 

□稽古日の振替
 自己都合による稽古日の振替希望は、月2回のうち1回を他の曜日または時間帯に変更することが可能。

 (止むを得ない事情で月2回のうち2回とも振替を希望する場合は、振替先の稽古人数に余裕のある範囲にて応じています。現状、皆さんのご希望を尊重し、できるだけ臨機応変に対応しています。ご遠慮なくご相談ください。)
 振替は当月中のほか、前後の3ヶ月間まで取得可能です。

 また、平日多忙のために平日に振替先が見つからない方のため、オフィスアワー(月に1度、月末頃の土日祝のいずれかに用意)の午前中(午前9時~昼頃迄)にて臨時振替稽古を行っています。

 

 

□茶事稽古(または行事)
 2か月に1度、土曜日または日曜日・祝日に実施。
 茶事稽古では、通常稽古の時間内では稽古が難しい茶事(正式の茶会。露地作法や懐石の食事・酒の杯事の作法を含んだ、飲食と炭・濃茶・薄茶の点前による客迎えの茶会です)の一連の流れを稽古、または季節の行事(例 正月の初釜、節句の茶会
)などを行う予定です。これを通じて、他の稽古曜日の方々と交流を深める機会ともなることを期待しています。

 通常の茶事稽古では、調理の実習・盛付はありません(膳・食器・酒器を用いての食礼の空稽古)。時により、現物の酒と肴を用意するような場合には、実習料を頂戴することがあります。

 

□オフィスアワー
 月に1度(原則 
月末頃の土日祝のいずれか)、講師による会員のための個別相談日を設けます。稽古や茶の湯全般に関することあるいは個人的なご事情など、他者がいる稽古時間の中ではご相談が難しい事項や込み入ったご質問を個別にお伺いします。事前予約制。 このほか、稽古時間外の御電話などでも随時ご相談可能です。

 

□課外活動
 稽古のほか、茶の湯ゆかりの美術館見学や小旅行会、懇親会などもご希望・ご提案により企画していきたいと考えています。課外活動は参加任意。

 

 

◆学費
 

□入会料 10,000円

 

□月謝  10,000円

 月謝にて毎月2回の稽古、2か月に一度の茶事稽古(または行事)に参加ができます。つまりは、平均して月謝にて2.5回の稽古が受講可能となります。 菓子代・茶代(いわゆる水屋料)は月謝に含んでいます。 また稽古のほか、オフィスアワー(上述の個別相談)の利用が可能です。 

 月謝袋で頂戴します。月の途中からの入会時に限り、月2回の平日稽古のうち1回のみしか受講できない場合は半額の月謝を頂戴します。

 

 当会は良好な稽古環境を維持するため、各曜日・時間帯ごとに少人数なる会員定数を設けた会員制度にて運営しています。そのため会員は、稽古を欠席の場合も所定学費(月謝ならびに下述の施設料)の納入は必要です。会員各位の貴重な学費と便を考え、上述の振替制度(前後3ヶ月間の振替取得可能)がありますので活用してください。

 ご都合により振替を取得できない場合も月謝の納入は必要です。月謝制度は単なる当月分のみの稽古受講謝金ではなく、会員年学費の分割払いの性質があります。予めご理解のほど宜しくお願いいたします。

 

□施設料 前期と後期に各10,000円

 前期施設料(1月~6月分)は2月納入、後期施設料(7月~12分)は8月納入。

 各期の途中からの入会時には、所定により減額した施設料を頂戴します(詳細以下)。

  各期途中に入会の場合の施設料の詳細<入会月ごとに記載>:

   前期施設料 1月 10,000円, 2月 8,000円, 3月 6,000円, 4月 4,000円, 5月 2,000円, 6月 0円
   後期施設料 7月 10,000円, 8月 8,000円, 9月 6,000円,10月 4,000円,11月 2,000円,12月 0円

 

□実習料

 行事(例 正月の初釜の祝席、節句の茶会)等により食事・酒等を伴う場合は、別途に実習料を頂戴します。実習料の必要な行事は、年数回程度の予定です。

 

□テキスト代

 今後、有益な茶の湯の古典書や教本を教材として購入指定をする場合があります。購入の実費が必要です。(現在のところテキストの購入指定はありません。)

 

□その他

 年賀・中元・歳暮など季節ごとの挨拶料は、当会では不要です。

 

◆退会

 ご事情により退会の場合は、1ケ月以上の余裕(前月の25日迄。例 3月末で退会希望の場合は前月の2月25日迄)をもって事前にお早めにお申し出ください。所定の退会書類をお渡ししますのでご提出ください。また、退会時には在籍期間中の未納学費(月謝・施設費)がないようお願いします。

茶の湯稽古場 雪後会 Q&A

◆質問と回答(FAQ) 1~14まであります。長文になってしまいましたが、Q&Aを通じて当会の様子が伝わるよう詳細に記載しました。

 

Q1 全くの未経験者です。興味はありますが、茶道というと敷居が高い気もします。はじめてでも入会できますか?

A1  はい。どなたもはじめは未経験です。講師の私も、今日があるのは、初めての私を教えてくれた師や諸先輩のお陰です。その恩返しの気持ち、この道の魅力を新しい方へと引継ぎ・伝えていくために、初めての方にも丁寧に指導します。また、私も最初の時には稽古場の戸が緊張でなかなか開けられない、という気持ちも味わいました。はじめの緊張もある分、茶の湯の道に入ったあとで得るものはきっと新鮮で沢山あると思います。当WEBを見て少しでもご興味が沸きましたら、どうか臆せずにまずはお問合せをしてみてください。

 また、お若い方の場合は なおさらに気後れがあるかもしれません。若い方は、未経験でありましても習得の早さは顕著であり、感心しています。 茶の湯を始めてみたいというご興味とご意欲さえありましたら大歓迎です。どうぞお気軽に見学にお越しになってみてください。

 

Q2 茶の湯というと女子が多いイメージがあります。男子も稽古ができますか?
A2  はい。講師が男子ですので、臆せずにどうぞ。男子には男子らしい、女子には女子らしい茶の湯ができるよう指導に努めます。

 

Q3 見学をしてから入会をするかどうか決めたいと思います。見学は可能ですか? また、一度の見学だけで決めなければいけませんか?
A3  見学をしてからご判断をしたいお気持ちは当然だと思います。稽古日にてご見学が可能です。見学時のご質問は稽古の合間や終了時などにご遠慮なくお尋ねください。見学中には客役として菓子と濃茶と薄茶を差し上げ、炭点前というものの見学もできます。

 入会を決めるまでには二度の見学機会があるようにしていますから、じっくりと通学都合や相性をご確認ください。また、入会志願のお申し出は見学後のその場ではなく、後日のお電話やメールで構いません。ご帰宅して、ごゆっくりお考えになってみてください。 まずは、お気軽に見学ご希望日をお知らせください。

 また入会後には、稽古を続ける上でのご相談やお悩みがありましたら、稽古終了後の時間やお電話にてお話ください。または月に一度、オフィスアワーという会員のための個別相談日を設けます。当制度もご利用のうえ稽古上の事などご相談ください。

 

Q4 見学時に持参するものを教えてください。
A4 ご経験者の場合は、まだお持ちでしたら扇子・懐紙・履き替え用の靴下をご持参ください。未経験者は履き替え用の靴下のみご持参ください。畳上を清潔に保つため、稽古場に入室前に洗い上がりの靴下に履き替える習慣です。ズボンは、ジーンズは細身で硬い素材のため足がしびれやすく不適当かと思います。正座がしびれれば、あぐらで構いません。またご本人を証明するもの(免許証・保険証など)を当日ご掲示願います。
 また所定の見学料をご持参ください。無料で見学案内したい気持ちではありますが、無料ですとかえって菓子折りの持参に気を遣ったり、見学後には断りづらい等のご遠慮もあるかと思います。ですから、ご遠慮なく、お時間ゆるす限り、ゆっくりとご滞在・ご見学ください。ポチ袋か封筒などに「見学料 + 氏名」を表書き(裏面には見学日<年月日>を記入)してお渡し願います。

 

Q5 長期ではなく、数か月程度に限定した短期間の稽古コースはありますか?

A5 申し訳ございません。現在のところ用意がありません。

 

Q6 フルタイムの仕事をしています。仕事を続けながら稽古ができますか?
A6  はい。私は大学で茶の湯をはじめ、学生時代の恵まれた多くの時間にて茶の湯に取り組んできました。卒業後は長らく仕事を続けながら稽古をしてきました。仕事の繁忙期など心を失いがちな状況である時ほど、稽古場になんとか駆けつけ一服の茶を喫することは心のリフレッシュとなりました。どうか、最前線であるいは草の根で毎日の仕事を頑張っている皆さんにも茶の湯をはじめて欲しいと願っています。夜の稽古時間を午後10時半までと長くしています。午後9時半頃までにいらっしゃれれば、稽古が出来るようにしています。

 

Q7 和服がなければ稽古はできませんか?
A7 いいえ。Q6のとおり仕事上がりなどでは和服での稽古は困難です。既に和服をお持ちの方は、土日まはた祝日に行われる茶事稽古に和服で参加する場とすることをお奨めします。和服を着ることで真に身に着けることができる立居振舞や所作があります。また和服をお持ちでない方は、着る方々の姿を見て参考とされ、いずれ所持するよう目指されると良いと思います。講師は和服姿で指導しますのでご参考のひとつになれば幸いです。茶の湯では、打ち水・洗い物などの水屋仕事や炭の扱い、また畳の上を擦るように動くなど、着物生地には過酷な環境です。また水屋仕事で汗をかくことも普通であり、観劇の時のように涼やかではありません。はじめての着物は、高価な正絹ものでなくとも、安価でまた自宅洗濯機で洗濯ネット+手洗いコースで洗濯可能な化繊の着物などでも良いかと思います。気軽な和服で着る回数を増やすことが着なれた和服姿への最初の近道と思います。良い着物は当然良いものですが、着慣れた頃からでも、ゆっくりとご所持ご検討ください。

 

Q8 未経験者が稽古を始める場合、揃えなくてはいけない物はなんでしょうか?
A8 個人の所持品として次のものが必要となります。いずれも一度買ってしまえば長く使えるものです。記載価格は大雑把な目安としてください。
 初回の稽古ではこれらを貸し出しますので、現物を確認してから最寄やお好きな茶道具店でお求めください。購入の要領や使い方は入会時に詳しく案内しますのでご安心ください。
・扇子 センス 【価格目安 1,500円程度】 挨拶時に膝前に置いて使用
・服紗 フクサ 【価格目安 2,500円程度~3,000円程度】 袱紗など他字もあり。茶器を清めるのに使用する絹布
・服紗ばさみ 【価格目安 3,000円程度~10,000円程度】 服紗・扇子・懐紙などを収納し、使用。 素材の裂地(キレジ)により価格幅大きい。
・懐紙 カイシ 【価格目安 数百円程度】 菓子を載せたり、口をぬぐったり、食器をぬぐったりに使用(消耗品)
・菓子楊枝 ヨウジ 【価格目安 数百円程度】 菓子を食べる際、菓子を食べやすく切るためのステンレス製などの小さな和風楊枝

 

Q9 長年の経験者です。通っていた稽古場が都合で閉じてしまいました。既得の「相伝」も多く、改めて教わることは少ないかと思います。稽古が実践できる環境さえあれば十分なのですが、入会できますか?

A9 長年ご敬愛の先生がご高齢によるためなど、止むを得ないご事情があろうかと思います。一生が稽古だといわれる茶の湯の世界で、当会の講師は茶の湯経験20数年であり、年齢は40代の浅学者です。あなたのご経験・お姿から学ぶべきことは吸収させていただくなど、謙虚でありたいと思います。また一方、稽古場が変われば茶の湯も変わる部分や答えや指導法や習慣がひとつではない部分があろうかと思います。あなたの側にも「郷に入れば郷に従う」というお気持ちがあり、また当会がお望みに近いもの・実践の場としてふさわしいものと思われるのであれば、ご入会を歓迎します。
 見学ができますから、当会の様子をまずはご覧になってみてください

 

Q10 どのような指導をしようと思っていますか?
A10 「好きこそものの上手なれ」という言葉があり、大切に思っています。わたしは上手ではありませんが、これまで茶が続いたのは「好き」だったからであり、良き師と良き友がいたからです。いま、稽古場探しを検討している皆さんは、この「好き」の入口に立たれているのだと思います。皆さんそれぞれの茶に対する「好き」という気持ちに応え、それを絶やさずに加勢できるような指導に努めたいと思います。また、良き仲間を得られる稽古場であるよう努めたいと思います。

 「基礎」の稽古を大切にしたいと思っています。建物に例えれば、基礎に手を抜けば不安です。茶の湯でも、表舞台での見栄えばかりや難しげな点前への早急な進行ばかりではなく、裏方の見えない部分の支度や基礎的な点前・所作の稽古に十分な重きを置きたいと思っています。遠回りのようでありながら、基礎が十分であることが、良き茶の湯への近道と思っています。客前で茶を点てる点前の稽古だけではなく、釜や炭や灰や道具の準備・片付けという客の目には見えないような地味な部分も大切な稽古と考え、自身で準備から片づけまでができる、言うなれば自立した茶の湯者となれるような稽古・実践ができる場でありたいと考えています。
 茶の湯の正式な形が一連の流れとして理解できるように、2ヶ月に1度の茶事稽古を行います。一連の流れとは、客の迎え入れ時や相手先訪問時の作法、打ち水の要領や露地<庭>での作法、座敷の室礼の方法、懐石<食事>と酒の作法、炭を次いだり花を入れる、濃茶・薄茶の各場面での亭主側と客側の心の呼応、そしてなにより熱くて旨い茶を点てるまでの段取りです。普段の稽古は、この茶事ができるようになるための分割の稽古であると考えますため、普段の稽古も茶事をする際に必要なことがらを意識した稽古をしたいと考えています。
 当会は「わび茶」の実践の場でありたいと思っています。「わび茶」の解釈は多様だと思います。ある方の解釈に「わび茶とは、ごめんなさい の茶だ。”お詫び”の茶だ」とあり、わかり易いと思いました。わたしなりに例えて説明すれば、「今日はわざわざお越しくださったのに大した食事も道具もなくて、ごめんなさい。ただ何とか、熱い茶を差し上げたいと思います」という茶です。そして、帰り際の客が「今日は人数も少なく、水入らずで愉しく、いい時間だった。おいしいお茶をありがとう」と、言ってもらえれば報われる茶です。 立派な食事や道具の量でする茶ではなく、心の近さや時間の豊かさを味わえる茶を皆さんに伝えられる場となるように努めたいと思っています。

 

Q11 炭点前の稽古はしていますか?

Q11 はい。炭点前は初炭点前・後炭点前ともに稽古しています。関連し、炭に炭定規を当ててノコギリで切る、炭を洗う・干す等も地味な作務ですが大切な経験です。稽古日のほか水屋作務日と名付けた体験ができる日を設けています。炭点前をするための前提として必要なのが風炉の灰型作りや炉灰作り(灰の篩かけ、灰を茶で染める等)です。これらも体験ができる日を設けています。未経験での入会者は、はじめは薄茶を点てる点前の稽古から始め、経験を積んで濃茶の点前、炭の点前へと進んでいきます。

 

Q12 そもそもですが、「茶の湯稽古場」とは、「茶道教室」のことですか?
A12 はい。「茶の湯」<
ちゃのゆ>という言葉は「茶道」の古くからの呼び方です。「茶の湯」という言葉に込められた意を利休さんが語るという説話も残っています。入会後、折に触れて説明します。

 日本文化の「稽古場」というと、皆さんには「師の言うことが絶対で、質問が許されない場」というイメージがあるかもしれません。「稽古」という言葉をわたしは多用しています。この言葉は「いにしえを かんがえる」という意であり、古の書物を紐解き真理を追究すること、昔々には「稽古」すなわち「学問」という意があったそうです。
 茶の湯には「心・目・耳で習い伝えよ。書物に頼るな」という意の教えが伝わります。この教えのような実践主義を第一に大切にしながらも、当会では「稽古場」すなわち「学問の場」であるとも考えます。稽古を始めればきっと誰もが折々に感じるだろう「なんでこんなことをするのだろう?」という作法への疑問、意見交換や書物の参照なども許される闊達な場でありたいと思っています。まずは実践し、疑問に思い、それを考え抜き、意味を理解すれば、それを生み出した先人への敬意も自ずと生まれ、その後の稽古もすっきりと納得がいき、単なる作法だと考えていた型に心が込められるようになると考えています。「型から入って 型を抜ける」ということでしょう。このようになれば、愉しみも倍増し、また茶の湯の場だけにとどまらず、普段の生活への応用も、如何様にも可能となると思います。 わたし自身、全くその途上でありますが、会員皆さんとともに 学び続けていきたいと思っています。

 

Q13 稽古が進めば、お免状などが頂戴できますか?
A13 はい。稽古の年数と進み具合を鑑み、表千家家元の発行によるものを当会講師が取次をします。稽古と相伝と年齢(※)の積み重ねにより、希望者は将来「表千家講師」「表千家教授(※)」の資格を得ることができます。取得の際にご心配がないよう、会員には子細を事前に説明し、取得ご判断はできるだけご希望に沿うようにしたいと思います。 ※「表千家教授」の資格取得には教歴のほか諸要件の1つとして年齢50歳以上であることが必要です。

 

Q14 前頁の学費項目に明記された月謝・施設料のほかに、年賀・中元・歳暮など季節ごとの御挨拶料は必要ですか?
A14 いいえ。当会では不要です。当会は、所定費用のほかには、稽古に関わる費用負担が大きくならないようできるだけ努めて参ります。

 

 そのほか、ご質問がありましたらご遠慮なくお問合せください

茶の湯稽古場 雪後会 Q&A

◆質問と回答(FAQ) 1~14まであります。長文になってしまいましたが、Q&Aを通じて当会の様子が伝わるよう詳細に記載しました。

 

Q1 全くの未経験者です。興味はありますが、茶道というと敷居が高い気もします。はじめてでも入会できますか?

A1  はい。どなたもはじめは未経験です。講師の私も、今日があるのは、初めての私を教えてくれた師や諸先輩のお陰です。その恩返しの気持ち、この道の魅力を新しい方へと引継ぎ・伝えていくために、初めての方にも丁寧に指導します。また、私も最初の時には稽古場の戸が緊張でなかなか開けられない、という気持ちも味わいました。はじめの緊張もある分、茶の湯の道に入ったあとで得るものはきっと新鮮で沢山あると思います。当WEBを見て少しでもご興味が沸きましたら、どうか臆せずにまずはお問合せをしてみてください。

 また、お若い方の場合は なおさらに気後れがあるかもしれません。若い方は、未経験でありましても習得の早さは顕著であり、感心しています。 茶の湯を始めてみたいというご興味とご意欲さえありましたら大歓迎です。どうぞお気軽に見学にお越しになってみてください。

 

Q2 茶の湯というと女子が多いイメージがあります。男子も稽古ができますか?
A2  はい。講師が男子ですので、臆せずにどうぞ。男子には男子らしい、女子には女子らしい茶の湯ができるよう指導に努めます。

 

Q3 見学をしてから入会をするかどうか決めたいと思います。見学は可能ですか? また、一度の見学だけで決めなければいけませんか?
A3  見学をしてからご判断をしたいお気持ちは当然だと思います。稽古日にてご見学が可能です。見学時のご質問は稽古の合間や終了時などにご遠慮なくお尋ねください。見学中には客役として菓子と濃茶と薄茶を差し上げ、炭点前というものの見学もできます。

 入会を決めるまでには二度の見学機会があるようにしていますから、じっくりと通学都合や相性をご確認ください。また、入会志願のお申し出は見学後のその場ではなく、後日のお電話やメールで構いません。ご帰宅して、ごゆっくりお考えになってみてください。 まずは、お気軽に見学ご希望日をお知らせください。

 また入会後には、稽古を続ける上でのご相談やお悩みがありましたら、稽古終了後の時間やお電話にてお話ください。または月に一度、オフィスアワーという会員のための個別相談日を設けます。当制度もご利用のうえ稽古上の事などご相談ください。

 

Q4 見学時に持参するものを教えてください。
A4 ご経験者の場合は、まだお持ちでしたら扇子・懐紙・履き替え用の靴下をご持参ください。未経験者は履き替え用の靴下のみご持参ください。畳上を清潔に保つため、稽古場に入室前に洗い上がりの靴下に履き替える習慣です。ズボンは、ジーンズは細身で硬い素材のため足がしびれやすく不適当かと思います。正座がしびれれば、あぐらで構いません。またご本人を証明するもの(免許証・保険証など)を当日ご掲示願います。
 また所定の見学料をご持参ください。無料で見学案内したい気持ちではありますが、無料ですとかえって菓子折りの持参に気を遣ったり、見学後には断りづらい等のご遠慮もあるかと思います。ですから、ご遠慮なく、お時間ゆるす限り、ゆっくりとご滞在・ご見学ください。ポチ袋か封筒などに「見学料 + 氏名」を表書き(裏面には見学日<年月日>を記入)してお渡し願います。

 

Q5 長期ではなく、数か月程度に限定した短期間の稽古コースはありますか?

A5 申し訳ございません。現在のところ用意がありません。

 

Q6 フルタイムの仕事をしています。仕事を続けながら稽古ができますか?
A6  はい。私は大学で茶の湯をはじめ、学生時代の恵まれた多くの時間にて茶の湯に取り組んできました。卒業後は長らく仕事を続けながら稽古をしてきました。仕事の繁忙期など心を失いがちな状況である時ほど、稽古場になんとか駆けつけ一服の茶を喫することは心のリフレッシュとなりました。どうか、最前線であるいは草の根で毎日の仕事を頑張っている皆さんにも茶の湯をはじめて欲しいと願っています。夜の稽古時間を午後10時半までと長くしています。午後9時半頃までにいらっしゃれれば、稽古が出来るようにしています。

 

Q7 和服がなければ稽古はできませんか?
A7 いいえ。Q6のとおり仕事上がりなどでは和服での稽古は困難です。既に和服をお持ちの方は、土日まはた祝日に行われる茶事稽古に和服で参加する場とすることをお奨めします。和服を着ることで真に身に着けることができる立居振舞や所作があります。また和服をお持ちでない方は、着る方々の姿を見て参考とされ、いずれ所持するよう目指されると良いと思います。講師は和服姿で指導しますのでご参考のひとつになれば幸いです。茶の湯では、打ち水・洗い物などの水屋仕事や炭の扱い、また畳の上を擦るように動くなど、着物生地には過酷な環境です。また水屋仕事で汗をかくことも普通であり、観劇の時のように涼やかではありません。はじめての着物は、高価な正絹ものでなくとも、安価でまた自宅洗濯機で洗濯ネット+手洗いコースで洗濯可能な化繊の着物などでも良いかと思います。気軽な和服で着る回数を増やすことが着なれた和服姿への最初の近道と思います。良い着物は当然良いものですが、着慣れた頃からでも、ゆっくりとご所持ご検討ください。

 

Q8 未経験者が稽古を始める場合、揃えなくてはいけない物はなんでしょうか?
A8 個人の所持品として次のものが必要となります。いずれも一度買ってしまえば長く使えるものです。記載価格は大雑把な目安としてください。
 初回の稽古ではこれらを貸し出しますので、現物を確認してから最寄やお好きな茶道具店でお求めください。購入の要領や使い方は入会時に詳しく案内しますのでご安心ください。
・扇子 センス 【価格目安 1,500円程度】 挨拶時に膝前に置いて使用
・服紗 フクサ 【価格目安 2,500円程度~3,000円程度】 袱紗など他字もあり。茶器を清めるのに使用する絹布
・服紗ばさみ 【価格目安 3,000円程度~10,000円程度】 服紗・扇子・懐紙などを収納し、使用。 素材の裂地(キレジ)により価格幅大きい。
・懐紙 カイシ 【価格目安 数百円程度】 菓子を載せたり、口をぬぐったり、食器をぬぐったりに使用(消耗品)
・菓子楊枝 ヨウジ 【価格目安 数百円程度】 菓子を食べる際、菓子を食べやすく切るためのステンレス製などの小さな和風楊枝

 

Q9 長年の経験者です。通っていた稽古場が都合で閉じてしまいました。既得の「相伝」も多く、改めて教わることは少ないかと思います。稽古が実践できる環境さえあれば十分なのですが、入会できますか?

A9 長年ご敬愛の先生がご高齢によるためなど、止むを得ないご事情があろうかと思います。一生が稽古だといわれる茶の湯の世界で、当会の講師は茶の湯経験20数年であり、年齢は40代の浅学者です。あなたのご経験・お姿から学ぶべきことは吸収させていただくなど、謙虚でありたいと思います。また一方、稽古場が変われば茶の湯も変わる部分や答えや指導法や習慣がひとつではない部分があろうかと思います。あなたの側にも「郷に入れば郷に従う」というお気持ちがあり、また当会がお望みに近いもの・実践の場としてふさわしいものと思われるのであれば、ご入会を歓迎します。
 見学ができますから、当会の様子をまずはご覧になってみてください

 

Q10 どのような指導をしようと思っていますか?
A10 「好きこそものの上手なれ」という言葉があり、大切に思っています。わたしは上手ではありませんが、これまで茶が続いたのは「好き」だったからであり、良き師と良き友がいたからです。いま、稽古場探しを検討している皆さんは、この「好き」の入口に立たれているのだと思います。皆さんそれぞれの茶に対する「好き」という気持ちに応え、それを絶やさずに加勢できるような指導に努めたいと思います。また、良き仲間を得られる稽古場であるよう努めたいと思います。

 「基礎」の稽古を大切にしたいと思っています。建物に例えれば、基礎に手を抜けば不安です。茶の湯でも、表舞台での見栄えばかりや難しげな点前への早急な進行ばかりではなく、裏方の見えない部分の支度や基礎的な点前・所作の稽古に十分な重きを置きたいと思っています。遠回りのようでありながら、基礎が十分であることが、良き茶の湯への近道と思っています。客前で茶を点てる点前の稽古だけではなく、釜や炭や灰や道具の準備・片付けという客の目には見えないような地味な部分も大切な稽古と考え、自身で準備から片づけまでができる、言うなれば自立した茶の湯者となれるような稽古・実践ができる場でありたいと考えています。
 茶の湯の正式な形が一連の流れとして理解できるように、2ヶ月に1度の茶事稽古を行います。一連の流れとは、客の迎え入れ時や相手先訪問時の作法、打ち水の要領や露地<庭>での作法、座敷の室礼の方法、懐石<食事>と酒の作法、炭を次いだり花を入れる、濃茶・薄茶の各場面での亭主側と客側の心の呼応、そしてなにより熱くて旨い茶を点てるまでの段取りです。普段の稽古は、この茶事ができるようになるための分割の稽古であると考えますため、普段の稽古も茶事をする際に必要なことがらを意識した稽古をしたいと考えています。
 当会は「わび茶」の実践の場でありたいと思っています。「わび茶」の解釈は多様だと思います。ある方の解釈に「わび茶とは、ごめんなさい の茶だ。”お詫び”の茶だ」とあり、わかり易いと思いました。わたしなりに例えて説明すれば、「今日はわざわざお越しくださったのに大した食事も道具もなくて、ごめんなさい。ただ何とか、熱い茶を差し上げたいと思います」という茶です。そして、帰り際の客が「今日は人数も少なく、水入らずで愉しく、いい時間だった。おいしいお茶をありがとう」と、言ってもらえれば報われる茶です。 立派な食事や道具の量でする茶ではなく、心の近さや時間の豊かさを味わえる茶を皆さんに伝えられる場となるように努めたいと思っています。

 

Q11 炭点前の稽古はしていますか?

Q11 はい。炭点前は初炭点前・後炭点前ともに稽古しています。関連し、炭に炭定規を当ててノコギリで切る、炭を洗う・干す等も地味な作務ですが大切な経験です。稽古日のほか水屋作務日と名付けた体験ができる日を設けています。炭点前をするための前提として必要なのが風炉の灰型作りや炉灰作り(灰の篩かけ、灰を茶で染める等)です。これらも体験ができる日を設けています。未経験での入会者は、はじめは薄茶を点てる点前の稽古から始め、経験を積んで濃茶の点前、炭の点前へと進んでいきます。

 

Q12 そもそもですが、「茶の湯稽古場」とは、「茶道教室」のことですか?
A12 はい。「茶の湯」<
ちゃのゆ>という言葉は「茶道」の古くからの呼び方です。「茶の湯」という言葉に込められた意を利休さんが語るという説話も残っています。入会後、折に触れて説明します。

 日本文化の「稽古場」というと、皆さんには「師の言うことが絶対で、質問が許されない場」というイメージがあるかもしれません。「稽古」という言葉をわたしは多用しています。この言葉は「いにしえを かんがえる」という意であり、古の書物を紐解き真理を追究すること、昔々には「稽古」すなわち「学問」という意があったそうです。
 茶の湯には「心・目・耳で習い伝えよ。書物に頼るな」という意の教えが伝わります。この教えのような実践主義を第一に大切にしながらも、当会では「稽古場」すなわち「学問の場」であるとも考えます。稽古を始めればきっと誰もが折々に感じるだろう「なんでこんなことをするのだろう?」という作法への疑問、意見交換や書物の参照なども許される闊達な場でありたいと思っています。まずは実践し、疑問に思い、それを考え抜き、意味を理解すれば、それを生み出した先人への敬意も自ずと生まれ、その後の稽古もすっきりと納得がいき、単なる作法だと考えていた型に心が込められるようになると考えています。「型から入って 型を抜ける」ということでしょう。このようになれば、愉しみも倍増し、また茶の湯の場だけにとどまらず、普段の生活への応用も、如何様にも可能となると思います。 わたし自身、全くその途上でありますが、会員皆さんとともに 学び続けていきたいと思っています。

 

Q13 稽古が進めば、お免状などが頂戴できますか?
A13 はい。稽古の年数と進み具合を鑑み、表千家家元の発行によるものを当会講師が取次をします。稽古と相伝と年齢(※)の積み重ねにより、希望者は将来「表千家講師」「表千家教授(※)」の資格を得ることができます。取得の際にご心配がないよう、会員には子細を事前に説明し、取得ご判断はできるだけご希望に沿うようにしたいと思います。 ※「表千家教授」の資格取得には教歴のほか諸要件の1つとして年齢50歳以上であることが必要です。

 

Q14 前頁の学費項目に明記された月謝・施設料のほかに、年賀・中元・歳暮など季節ごとの御挨拶料は必要ですか?
A14 いいえ。当会では不要です。当会は、所定費用のほかには、稽古に関わる費用負担が大きくならないようできるだけ努めて参ります。

 

 そのほか、ご質問がありましたらご遠慮なくお問合せください

茶の湯稽古場 雪後会 Q&A

◆質問と回答(FAQ) 1~14まであります。長文になってしまいましたが、Q&Aを通じて当会の様子が伝わるよう詳細に記載しました。

 

Q1 全くの未経験者です。興味はありますが、茶道というと敷居が高い気もします。はじめてでも入会できますか?

A1  はい。どなたもはじめは未経験です。講師の私も、今日があるのは、初めての私を教えてくれた師や諸先輩のお陰です。その恩返しの気持ち、この道の魅力を新しい方へと引継ぎ・伝えていくために、初めての方にも丁寧に指導します。また、私も最初の時には稽古場の戸が緊張でなかなか開けられない、という気持ちも味わいました。はじめの緊張もある分、茶の湯の道に入ったあとで得るものはきっと新鮮で沢山あると思います。当WEBを見て少しでもご興味が沸きましたら、どうか臆せずにまずはお問合せをしてみてください。

 また、お若い方の場合は なおさらに気後れがあるかもしれません。若い方は、未経験でありましても習得の早さは顕著であり、感心しています。 茶の湯を始めてみたいというご興味とご意欲さえありましたら大歓迎です。どうぞお気軽に見学にお越しになってみてください。

 

Q2 茶の湯というと女子が多いイメージがあります。男子も稽古ができますか?
A2  はい。講師が男子ですので、臆せずにどうぞ。男子には男子らしい、女子には女子らしい茶の湯ができるよう指導に努めます。

 

Q3 見学をしてから入会をするかどうか決めたいと思います。見学は可能ですか? また、一度の見学だけで決めなければいけませんか?
A3  見学をしてからご判断をしたいお気持ちは当然だと思います。稽古日にてご見学が可能です。見学時のご質問は稽古の合間や終了時などにご遠慮なくお尋ねください。見学中には客役として菓子と濃茶と薄茶を差し上げ、炭点前というものの見学もできます。

 入会を決めるまでには二度の見学機会があるようにしていますから、じっくりと通学都合や相性をご確認ください。また、入会志願のお申し出は見学後のその場ではなく、後日のお電話やメールで構いません。ご帰宅して、ごゆっくりお考えになってみてください。 まずは、お気軽に見学ご希望日をお知らせください。

 また入会後には、稽古を続ける上でのご相談やお悩みがありましたら、稽古終了後の時間やお電話にてお話ください。または月に一度、オフィスアワーという会員のための個別相談日を設けます。当制度もご利用のうえ稽古上の事などご相談ください。

 

Q4 見学時に持参するものを教えてください。
A4 ご経験者の場合は、まだお持ちでしたら扇子・懐紙・履き替え用の靴下をご持参ください。未経験者は履き替え用の靴下のみご持参ください。畳上を清潔に保つため、稽古場に入室前に洗い上がりの靴下に履き替える習慣です。ズボンは、ジーンズは細身で硬い素材のため足がしびれやすく不適当かと思います。正座がしびれれば、あぐらで構いません。またご本人を証明するもの(免許証・保険証など)を当日ご掲示願います。
 また所定の見学料をご持参ください。無料で見学案内したい気持ちではありますが、無料ですとかえって菓子折りの持参に気を遣ったり、見学後には断りづらい等のご遠慮もあるかと思います。ですから、ご遠慮なく、お時間ゆるす限り、ゆっくりとご滞在・ご見学ください。ポチ袋か封筒などに「見学料 + 氏名」を表書き(裏面には見学日<年月日>を記入)してお渡し願います。

 

Q5 長期ではなく、数か月程度に限定した短期間の稽古コースはありますか?

A5 申し訳ございません。現在のところ用意がありません。

 

Q6 フルタイムの仕事をしています。仕事を続けながら稽古ができますか?
A6  はい。私は大学で茶の湯をはじめ、学生時代の恵まれた多くの時間にて茶の湯に取り組んできました。卒業後は長らく仕事を続けながら稽古をしてきました。仕事の繁忙期など心を失いがちな状況である時ほど、稽古場になんとか駆けつけ一服の茶を喫することは心のリフレッシュとなりました。どうか、最前線であるいは草の根で毎日の仕事を頑張っている皆さんにも茶の湯をはじめて欲しいと願っています。夜の稽古時間を午後10時半までと長くしています。午後9時半頃までにいらっしゃれれば、稽古が出来るようにしています。

 

Q7 和服がなければ稽古はできませんか?
A7 いいえ。Q6のとおり仕事上がりなどでは和服での稽古は困難です。既に和服をお持ちの方は、土日まはた祝日に行われる茶事稽古に和服で参加する場とすることをお奨めします。和服を着ることで真に身に着けることができる立居振舞や所作があります。また和服をお持ちでない方は、着る方々の姿を見て参考とされ、いずれ所持するよう目指されると良いと思います。講師は和服姿で指導しますのでご参考のひとつになれば幸いです。茶の湯では、打ち水・洗い物などの水屋仕事や炭の扱い、また畳の上を擦るように動くなど、着物生地には過酷な環境です。また水屋仕事で汗をかくことも普通であり、観劇の時のように涼やかではありません。はじめての着物は、高価な正絹ものでなくとも、安価でまた自宅洗濯機で洗濯ネット+手洗いコースで洗濯可能な化繊の着物などでも良いかと思います。気軽な和服で着る回数を増やすことが着なれた和服姿への最初の近道と思います。良い着物は当然良いものですが、着慣れた頃からでも、ゆっくりとご所持ご検討ください。

 

Q8 未経験者が稽古を始める場合、揃えなくてはいけない物はなんでしょうか?
A8 個人の所持品として次のものが必要となります。いずれも一度買ってしまえば長く使えるものです。記載価格は大雑把な目安としてください。
 初回の稽古ではこれらを貸し出しますので、現物を確認してから最寄やお好きな茶道具店でお求めください。購入の要領や使い方は入会時に詳しく案内しますのでご安心ください。
・扇子 センス 【価格目安 1,500円程度】 挨拶時に膝前に置いて使用
・服紗 フクサ 【価格目安 2,500円程度~3,000円程度】 袱紗など他字もあり。茶器を清めるのに使用する絹布
・服紗ばさみ 【価格目安 3,000円程度~10,000円程度】 服紗・扇子・懐紙などを収納し、使用。 素材の裂地(キレジ)により価格幅大きい。
・懐紙 カイシ 【価格目安 数百円程度】 菓子を載せたり、口をぬぐったり、食器をぬぐったりに使用(消耗品)
・菓子楊枝 ヨウジ 【価格目安 数百円程度】 菓子を食べる際、菓子を食べやすく切るためのステンレス製などの小さな和風楊枝

 

Q9 長年の経験者です。通っていた稽古場が都合で閉じてしまいました。既得の「相伝」も多く、改めて教わることは少ないかと思います。稽古が実践できる環境さえあれば十分なのですが、入会できますか?

A9 長年ご敬愛の先生がご高齢によるためなど、止むを得ないご事情があろうかと思います。一生が稽古だといわれる茶の湯の世界で、当会の講師は茶の湯経験20数年であり、年齢は40代の浅学者です。あなたのご経験・お姿から学ぶべきことは吸収させていただくなど、謙虚でありたいと思います。また一方、稽古場が変われば茶の湯も変わる部分や答えや指導法や習慣がひとつではない部分があろうかと思います。あなたの側にも「郷に入れば郷に従う」というお気持ちがあり、また当会がお望みに近いもの・実践の場としてふさわしいものと思われるのであれば、ご入会を歓迎します。
 見学ができますから、当会の様子をまずはご覧になってみてください

 

Q10 どのような指導をしようと思っていますか?
A10 「好きこそものの上手なれ」という言葉があり、大切に思っています。わたしは上手ではありませんが、これまで茶が続いたのは「好き」だったからであり、良き師と良き友がいたからです。いま、稽古場探しを検討している皆さんは、この「好き」の入口に立たれているのだと思います。皆さんそれぞれの茶に対する「好き」という気持ちに応え、それを絶やさずに加勢できるような指導に努めたいと思います。また、良き仲間を得られる稽古場であるよう努めたいと思います。

 「基礎」の稽古を大切にしたいと思っています。建物に例えれば、基礎に手を抜けば不安です。茶の湯でも、表舞台での見栄えばかりや難しげな点前への早急な進行ばかりではなく、裏方の見えない部分の支度や基礎的な点前・所作の稽古に十分な重きを置きたいと思っています。遠回りのようでありながら、基礎が十分であることが、良き茶の湯への近道と思っています。客前で茶を点てる点前の稽古だけではなく、釜や炭や灰や道具の準備・片付けという客の目には見えないような地味な部分も大切な稽古と考え、自身で準備から片づけまでができる、言うなれば自立した茶の湯者となれるような稽古・実践ができる場でありたいと考えています。
 茶の湯の正式な形が一連の流れとして理解できるように、2ヶ月に1度の茶事稽古を行います。一連の流れとは、客の迎え入れ時や相手先訪問時の作法、打ち水の要領や露地<庭>での作法、座敷の室礼の方法、懐石<食事>と酒の作法、炭を次いだり花を入れる、濃茶・薄茶の各場面での亭主側と客側の心の呼応、そしてなにより熱くて旨い茶を点てるまでの段取りです。普段の稽古は、この茶事ができるようになるための分割の稽古であると考えますため、普段の稽古も茶事をする際に必要なことがらを意識した稽古をしたいと考えています。
 当会は「わび茶」の実践の場でありたいと思っています。「わび茶」の解釈は多様だと思います。ある方の解釈に「わび茶とは、ごめんなさい の茶だ。”お詫び”の茶だ」とあり、わかり易いと思いました。わたしなりに例えて説明すれば、「今日はわざわざお越しくださったのに大した食事も道具もなくて、ごめんなさい。ただ何とか、熱い茶を差し上げたいと思います」という茶です。そして、帰り際の客が「今日は人数も少なく、水入らずで愉しく、いい時間だった。おいしいお茶をありがとう」と、言ってもらえれば報われる茶です。 立派な食事や道具の量でする茶ではなく、心の近さや時間の豊かさを味わえる茶を皆さんに伝えられる場となるように努めたいと思っています。

 

Q11 炭点前の稽古はしていますか?

Q11 はい。炭点前は初炭点前・後炭点前ともに稽古しています。関連し、炭に炭定規を当ててノコギリで切る、炭を洗う・干す等も地味な作務ですが大切な経験です。稽古日のほか水屋作務日と名付けた体験ができる日を設けています。炭点前をするための前提として必要なのが風炉の灰型作りや炉灰作り(灰の篩かけ、灰を茶で染める等)です。これらも体験ができる日を設けています。未経験での入会者は、はじめは薄茶を点てる点前の稽古から始め、経験を積んで濃茶の点前、炭の点前へと進んでいきます。

 

Q12 そもそもですが、「茶の湯稽古場」とは、「茶道教室」のことですか?
A12 はい。「茶の湯」<
ちゃのゆ>という言葉は「茶道」の古くからの呼び方です。「茶の湯」という言葉に込められた意を利休さんが語るという説話も残っています。入会後、折に触れて説明します。

 日本文化の「稽古場」というと、皆さんには「師の言うことが絶対で、質問が許されない場」というイメージがあるかもしれません。「稽古」という言葉をわたしは多用しています。この言葉は「いにしえを かんがえる」という意であり、古の書物を紐解き真理を追究すること、昔々には「稽古」すなわち「学問」という意があったそうです。
 茶の湯には「心・目・耳で習い伝えよ。書物に頼るな」という意の教えが伝わります。この教えのような実践主義を第一に大切にしながらも、当会では「稽古場」すなわち「学問の場」であるとも考えます。稽古を始めればきっと誰もが折々に感じるだろう「なんでこんなことをするのだろう?」という作法への疑問、意見交換や書物の参照なども許される闊達な場でありたいと思っています。まずは実践し、疑問に思い、それを考え抜き、意味を理解すれば、それを生み出した先人への敬意も自ずと生まれ、その後の稽古もすっきりと納得がいき、単なる作法だと考えていた型に心が込められるようになると考えています。「型から入って 型を抜ける」ということでしょう。このようになれば、愉しみも倍増し、また茶の湯の場だけにとどまらず、普段の生活への応用も、如何様にも可能となると思います。 わたし自身、全くその途上でありますが、会員皆さんとともに 学び続けていきたいと思っています。

 

Q13 稽古が進めば、お免状などが頂戴できますか?
A13 はい。稽古の年数と進み具合を鑑み、表千家家元の発行によるものを当会講師が取次をします。稽古と相伝と年齢(※)の積み重ねにより、希望者は将来「表千家講師」「表千家教授(※)」の資格を得ることができます。取得の際にご心配がないよう、会員には子細を事前に説明し、取得ご判断はできるだけご希望に沿うようにしたいと思います。 ※「表千家教授」の資格取得には教歴のほか諸要件の1つとして年齢50歳以上であることが必要です。

 

Q14 前頁の学費項目に明記された月謝・施設料のほかに、年賀・中元・歳暮など季節ごとの御挨拶料は必要ですか?
A14 いいえ。当会では不要です。当会は、所定費用のほかには、稽古に関わる費用負担が大きくならないようできるだけ努めて参ります。

 

 そのほか、ご質問がありましたらご遠慮なくお問合せください

茶の湯 雪後軒|茶の湯稽古場 雪後会(表千家茶道教室)|東京都新宿区戸山|渡辺 宗牛